オフ車スクールに行ってきた
トレック主催のオフ車スクールに行ってきました
講師は野崎史高先生
僕は今年の春からオフロードの門を叩いた新参者なので
いまいち野崎さんのことを存じ上げませんでしたが
トライアル界ではどうやら相当スゴイお方のようです
トライアルという競技は技量に合わせて階級分けがなされており
下から
エンジョイ :初級者
国内B級(NB):普通の人
国内A級(NA):うまい人
国際B級(IB):クッソうまい人
国際A級(IA):ドチャクソうまい人
といった感じで
階級が上がるにつれ課題の難易度、求められる技量も上がっていく模様
野崎先生の所属するクラスは国際A級のさらに上にある
国際A級スーパークラス(IAS)という最上位の神クラスで
上手すぎて「もうお前ら他所でやってくんないかな?」
とハブられた10人ちょっとのやべー人達が
雌雄を決する修羅の国だそうです
野崎氏のゼッケンは「3」 つまりそこで3位の実力者
日本で3位の人に教えてもらえるって凄くない?
野崎先生にかかればセローだってこのとおり!
当日
生徒は全部で16人
生徒の大多数が4stトレール勢
中でもやはりというかセロー率高め
やっぱセローは大正義なんやな
挨拶と軽めの体操をしてから早速スクール開始
最初は何をするのかな~と思っていたら
先生の後ろに続いて野っぱらをぐるぐる慣熟走行
ところがここでもう転倒者続出
えぇ...(呆れ)
これには野崎先生も あっ..(察し)となったようで
午前中はこれを踏まえてかなり易しめな内容となりました
個人的には結構上手い人だらけでビシバシしごかれるのを
期待していましたがむしろその逆でした
例えるなら 大学受験の為に予備校に行ってみたら
1時間目はさんすうドリルを延々やらされるような感じ
えぇ...(困惑)
ある程度基本過程を消化したのち
今度はセクションカードを使った簡易トライアルごっこ
「赤い札」と「青い札」の間を
足を着かないで走行するのが基本ルールだそうです
地形とカード配置次第で難易度の設定は自由自在
最初の課題は比較的簡単で皆で楽しく遊べました
場所を移して今度は段差のあるエリアで遊びます
ここで僕が「これぐらいのステア(段差)なら楽勝っす」
と軽はずみな言動を口走ってしまったため
先生
「あっ...ふ~ん」
「じゃぁこれ やってみて」 「
「楽勝なんだよね(半笑い)」
と即席で課題を作ってくれました
画像を見てもらうと分かりますが
いやらしめに配置された赤札のせいで ステアに対して
直角に侵入できないようにされてしまっています
しかもステアを超えた後すぐ左に曲がらないダメなので
フロントアップと左ターンを同時に
繰り出さないとクリアできないという鬼仕様
ステアにナナメに侵入したらリアがズビーってなるでんでしょ?
やったことないけど 大体察しがつきます
トライはひとり3回まで
ある程度オフ車慣れした人たちも果敢に挑戦しましたが
結局成功者はゼロでした
ここで先生がお手本とばかりに生徒のWRでサクっとクリア
「まっ 余裕だなw」
格の違いをまざまざと見せつけられます
この後は皆で坂を登ったり
先生のスーパーテクを披露してもらったりしました
上手い人が乗るとセローってあんな動きできるんだ!?
と感心しきりでした
というか僕の知ってるセローはあんな動きしないしできないよ
物理法則ってなんだろう?
閉会後も個人的な質問に懇切丁寧に答えていただき
色々と実りのある練習会でした
今回の講習会で今現在の自身の技量ではバイクの性能を
ほとんど引き出せていないことが如実に理解できました
おまけ
僕のバイクに試しに乗ってみてもらいました
トリッカーもやればできる子なんや!
もっと練習しなきゃだな!