トリッカー クラッチワイヤー切れ

朝

トリッカーのコソ練でもしようかと郊外某所へ赴くも
練習開始１０秒でクラッチが逝去され早くも立往生

握れども握れども猶　わがクラッチ　楽に切れざり

僕んとこのトリッカーは油圧クラッチに換装してありまして
換えてまだ３ヵ月目、距離だって900kmぐらいしか乗ってない
何故に？

まぁ現状を憂いても仕方ない　状況の確認をしよう
どうやら油圧クラッチの動力をクラッチ板に繋げるための
中継ワイヤーが切れた模様
ワイヤー切れによりストッパーを失ったピストンが脱落して
フルードがダダ漏れしていますがここは見なかったことにします

まず取り付けを手伝ってもらったとれっくと～ちゃんにヘルプ

僕：「クラッチワイヤー切れちゃった（テヘペロ）タ・ス・ケ・テ」

と：「写真plz」

僕：「ほい」

と：「予備ワイヤーあるから店まで来るといい（まぁ来れたならニヤリ）」

僕：「できらぁ！」

といった感じのやり取りがありトレックフィールドへ向かうことに

最悪純正のワイヤー式クラッチに戻すことも想定して
一旦自宅に立ち寄りクラッチ類を回収、そしてトレックへ　約25kmの道のり

クラッチレス走行の問題点は

「発進」と「エンスト」　このふたつ

「発進」はしくじると即エンスト
コツはＮから車体を前へ押し出しながら１速へ　上手くいくと発進できる
シフトアップ、ダウンはドグの切り替わりの「間」を意識して入れれば入る

「エンスト」問題はもっと切実

エンスト直後はギア噛みを解除しないことには車両が全く動かせず
分かっちゃいるけど相当焦る
信号待ちとかでやらかすと後続の熱視線がヤバい
イゴってる僕を見ないでぇ/////

街中は信号、一時停止、踏切、坂道、飛び出し等々危険だらけ

Ｎ以外のギアは常にエンストの危機が付きまとう死のミッション
６発中５発が弾丸入りのリボルバーで常時ロシアンルーレット大会

そして坂道発進からのエンストはギア噛み解除ができないので実質詰み

坂道、踏切、一時停止を極力避け、
信号はタイミングを見計らいながら極力止まらず
かといって遠回りにならない最適なルートを脳内で組み立てながら
なんとかかんとかトレックまで辿り着きました

成し遂げたぜ

したらば　と～ちゃん先客の対応中

僕は意識高い系ライダーなので軒先のトラッパーで遊ばせてもらいます

トラッパー：トライアル＆オフ車用のバランス練習器具
　フロントアップやジャックナイフ等の体重移動の地味練に効果的

（........なるほど....　分からん....)

程なくして手の空いたと～ちゃんが加わりオペ開始

と～ちゃんが上でワイヤーの面倒を見ている間　僕は下からオイル交換に興じます

僕：「ホレホレ　ココがええのんか？」（ドレンボルトクリクリ）

トリッカー：「ら　らめぇ////それ以上弄らないでぇ　い　イクゥ！！！」

（廃オイルブシャー）

　

（ボルト受け損なって手がオイルまみれ）

僕：「フフフ　こんなに汚して...　イケナイ娘だ...」

トリッカー：「み　見ないでぇ////」

みたいな寸劇をやってたら　あっさり直してくれました

結局のところ原因は乗り方云々というか　
どうも溶接が弱い外れ個体を引いたのではないかという予想

まぁなんにせよ　直って良かった

とれっくと～ちゃん　今回もありがとうございました