吾妻 前川・大滝沢
クライミング仲間のKさんがAさんにも沢の素晴らしさをお伝えしたいらしく
2人で行くのは不安とのことで引率を頼まれたので
おっさん3人で吾妻の大滝沢へ行って来ました
仙台はしとしと雨模様でしたが目的地の滑川温泉に着くころにはバッチェ快晴
これはメンバーの中に強烈な「晴れ男」がいるな 俺かな?(2回目)
大滝沢は登攀困難な滝もさほど無く ナメと滝が織り成す景観が美しい癒しの沢
アプローチ0でいきなり入渓できる上に沢と並行してエスケープルートが走り
起点となる滑川温泉では帰りに温泉にも浸かれちゃうという
沢登りのオイシイ部分だけを凝縮した言うなればスイカの真ん中部分みたいな沢
初心者連れてくれば大体 沼に堕ちてくれる 初心者ホイホイの沢でもある
現実の沢ってホントはもっと泥くさくて困難で陰鬱としてたりするものなんだけどね
KさんとAさんはエーデルリッドのマディーロっていう折り畳み式のヘルメットを
いつも被って来るんだけど これ非常にすわりが悪いようで
いつ見ても ズラが取れ掛けのオジサンよろしく ナナメっている
この日も四六時中ずっとナナメっていた
自分はというと折角買った防水デジカメを充電し忘れるという池沼行為をやらかし
この日撮れた画像はスマホで撮ったこの1枚のみ(あとは全部頂きもの)
チームななめりオジサンず
大丈夫大丈夫イケルイケル
滝はどれも直登可能でサクサク登れます
ヘイヘイ
道中現れる大滝沢の名前の由来にもなっている「滑川大滝」
前回来たときはガスっていて上部まで見通せなかったけど今日は全景ばっちり
あまりにもデカいので引きで撮らないと全体が映らないほどデカい
見ろ人がゴミのようだ
いつかのトライに備えて登攀ラインを確認しとこうかと思ったけど
目視で確認できるのは基部の20mぐらいなもんで
後は岩が遠すぎてよく分からんかった
特に3ピッチ目なんてほぼ垂直でホントに行けんのかよこれ?って感じ
一応一緒に登ってくれそうな人は何人か目星はついてるものの
上部で堕ちればパートナー諸共仲良くあの世行きコース
フィジカル、メンタル、身辺整理が済んだら生きているうちに挑戦してみたいなぁ
大滝登攀は今日のメニュー外なので巻き道を使ってサクッと滝の上部へ
大滝の落ち口から下を覗いてみる
上からオブザベできないかと思って覗いてみたけど 斜度がありすぎて無理でした
大滝を超えても ナメと釜と滝が続きます
沢登りのいいところは登るラインを自分で決められるってとこ
安牌な優しめのラインで行ってもいいし 敢えて難しいラインを選んでもいい
同じ沢でも楽しみ方は人それぞれ
道中 オブジェを設置しながら進みます
鋭意製作中
いいのができた
天然のウォータースライダーで遊んだり
瀞を見つけて潜ってみたりと遊びながら進みます
遊びすぎたせいか時間が押してきたので沢遊びは途中で切り上げ
枝沢から登山道に上がって車まで戻りました
帰りは滑川温泉(混浴)でひと風呂浴びてから帰りました
天気と仲間に恵まれ充実した沢行を楽しめました